ファーム生活お役立ち情報
18.Jan.2024
ワーキングホリデービザで渡航した方が必ず一度は検討するセカンド・サードワーキングホリデービザですが、政府が指定している地域で一定の期間の間、労働すると申請が可能となります。
ファームは、季節が関係する労働が多いことから渡航時期や就学時期も事前に検討いただくとより充実した生活を送っていただけます。
多くの方からお問合せをいただく内容を元にファーム情報、お役立ち情報を是非参考にしてください。
セカンドワーキングホリデーとは
ワーキングホリデービザの最初の1年目に政府指定の地域でカレンダー月3ヵ月間の労働又は、最低88日間の就労が必要です。
セカンドワーキングホリデービザは、オーストラリア国内・国外どちらからでも申請が可能なため、2年間連続で滞在又は一度日本へ一時帰国をしてからビザを申請することも検討いただけます。
ファームに行くタイミング
ファームに向かうタイミングは、場所にもよりますが時期によっては野菜や果物の収穫時期ではなく行っても仕事が無いということにもなり兼ねません。
ファームに行くベストな時期
★9月以降～3月
恐らくファームに行く多くの方がこの期間を元に向かっています。
季節が左右されないファームもありますが、収穫時期は春から夏にかけて多くなります。
語学学校に行く方は、繁忙期にファームに行けるように計画をして就学いただくことがお勧めです。
ファームの仕事内容
人気のある農業・畜産業は、果物や野菜の収穫がメインの仕事内容です。
仕事内容はそれぞれ異なり、以下のようなものが挙げられます。
野菜や果物の収穫、梱包
ピッキング作業は、かなりの重労働です。収穫する物によって異なりますが、スイカやかぼちゃやポテトなど太陽の下での作業はエネルギーを使います。
野菜類の収穫は、ネギやコリアンダー、葉物系など腰に負担がかかる体制を長時間続けることになるので負担がかかります。必ず日焼け対策、水分補給が頻繁にできるように準備をしましょう。
その他
- 栽培と販売に直接関連する木や樹木のトリミング
- 植物の栽培
- 生産物として販売をする目的での動物の世話
- 動物生産関連
特定の職業は、主に以下の通りです。
- tourism and hospitality（ツーリズム、ホスピタリティー）※2021年6月22日から
- plant and animal cultivation（農業、畜産業）
- fishing and pearling（漁業、真珠養殖）
- tree farming and felling（植林、伐採）
- mining（鉱業）
- construction（建設業）
- bushfire recovery work（ブッシュファイヤーで影響を受けた地域の森林火災復旧作業）
- critical COVID-19 work in the healthcare and medical sectors（オーストラリアのCOVID-19医療および医療部門）
オーストラリアの法律は、改正される可能性がございます。
ビザ申請で必要な要件等の確認は、必ず最新情報の収集をお願い致します。
https://immi.homeaffairs.gov.au/what-we-do/whm-program/specified-work-conditions/specified-work-417#content-index-4
ファームの仕事探し方
現地で学生さんのお話を聞くと、多くの方が友達からの紹介でファームへ向かっています。
既にファームにいる方、又は既に行ってきた方からの情報をまずは収集していただくのがお勧めです。最新の情報が手に入りますし、どのくらいのシフトに入れるのか、シェアハウスはファーム周辺で空きがあるのかなど確かめておきましょう。最近では、SNSで連絡をやり取りをして、ファームに向かう方も少なくはありません。
大事なポイント
必ずセカンド又はサードワーキングホリデービザ申請で必要な条件をファーム先が満たしているのかまずは確認をしてください。指定地域では無かった、要件を満たしていなかった、と後から気づくと手遅れになる可能性もあります。ファームに向かう前に確認をしておきましょう。参考ウェブサイト
政府運営ウェブサイトhttps://www.workforceaustralia.gov.au/individuals/coaching/careers/harvest/search
Backpacker Job Abroad
https://www.backpackerjobboard.com.au/second-year-visa-jobs/
日豪プレス
https://nichigopress.jp/
Gumtree
https://www.gumtree.com.au/s-farming-veterinary/c21210
※全ての投稿がセカンドワーキングホリデービザ又はサードワーキングホリデー申請可能な対象地域とは限りません。
必ずご自身で確認していただきますようお願い申し上げます。
ファーム周辺の生活環境
ファームでの生活は、穏やかで自然豊かで周りに何もないことが多いです。車が無いとスーパーに行くにも移動手段がないのが難点ですが、友達やご自身で車を用意することも検討いただけます。
また、閉店時間も早いのでスーパーに行ける時にまとめ買いをしておくと便利です。
仕事仲間と一緒にご飯を作ったり、遊んだりするのがファームの醍醐味でもあります。
食事
大体のファーム地は、周辺にシェアハウスがありアコモデーションを提供しているところが多くあります。キッチンは、皆でシェアすることになるので冷蔵庫や冷凍庫もシェアできます。
多くの物を買いすぎると収納に困りますので、乾麺など常温保存できるものはいざとなった時に役に立ちます。
交通手段
車を要するファームが多いですが、無くても行けるファームもあります。ですが、田舎暮らしで車が無いと困るようにファーム地でも不便です。
付近にスーパーがあるケースは大変少ないので事前にどのように移動をするのか確認しておきましょう。
お酒
シェアハウスで楽しく友達同士でお酒を飲みながら、ご飯を食べるというのは醍醐味でもありますが、お酒によるトラブルは事前に回避しましょう。お酒代を考えてもその分を貯金に回せばオーストラリア国内で旅行やラウンドだって夢ではありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
ファームに向かう前にできる限りの下調べをしてから渡航いただくと焦ることなくセカンドワーキングホリデービザ申請に必要な条件を満たせるかと思います。
日差しが強く、天気が良い日が続くので日焼け対策はしっかりとして、楽しく充実したファーム生活を送ってくださいね！
