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大学・大学院

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オーストラリアの大学・大学院

大学・大学院

オーストラリアは、積極的に留学生の受け入れとサポートを推進し、世界各国から多くの留学生が訪れています。
オーストラリア国内に約40校しかないにもかかわらず、毎年5〜8校が世界大学ランキングのトップ100にランクインするほど世界的に高い評価を受けています。特に、「Group 8」として知られる8つの大学は、医学部や科学技術関連の分野で名声を博しています。
こうした大学の高い評価は、「教育充実度」と「国際性」の卒業後の国際的な展望や収入に直結する「実践的なスキルを磨くことができる」ことが評価される理由にもなっています。
また、教育機関は州と連邦政府によって監督されており、資格や学位、授業内容が「オーストラリア資格フレームワーク(AQF)」という基準に従って設計されているため、学習内容の質や教育基準の高さが留学生にも確保されています。

Group 8(G8)とは、以下の8つの大学を指します。


  • ニューサウスウェールズ大学(University of New South Wales)
  • シドニー大学(University of Sydney)
  • クイーンズランド大学(University of Queensland)
  • オーストラリア国立大学(Australian National University)
  • メルボルン大学(University of Melbourne)
  • 西オーストラリア大学(University of Western Australia)
  • アデレード大学(University of Adelaide)
  • モナシュ大学(Monash University)

日本との違いやメリット


書類審査のみ

AO入試、一般入試、推薦入試など様々な入学形態がありますが、一部を除き、オーストラリアの大学・大学院の進学は書類審査のみになります。
そのため、日本の大学と比べると比較的入学しやすいと言えます。

入学時期が異なる

日本の大学入学は4月からですが、オーストラリアは2学期制で2月・7月になります。大学によっては3学期制の大学もありますが、年に2~3回の入学となります。

手続きと大学・大学院進学までの流れ

①必要な書類の収集

入学条件を現在または大学入学前にクリアしている場合、入学願書提出に必要な書類を用意します。
手続きの初めにはパスポートを手に入れることが必要です。


  • アプリケーションフォーム /Application form
  • 英文の最終学歴の修了証明書 /Certificate of Completion
  • 英文の最終学歴の成績証明書 /Transcript
  • IELTS(アカデミック)等の英語力の証明 /English proficiency test result
②アプリケーションフォーム(入学願書)の提出

アプリケーションフォームを記入後、フォームと必要書類を選択した大学に提出します。
アプリケーションフォームの受理と入学金・授業料の支払いが受理されると、入学要件を満たしているか確認されます。
この過程で追加書類が必要な場合もあります。入学要件をクリアした場合、通常は最初の学期の授業料の支払いが求められます。

③COE(入学許可証)の発行

支払いが完了すると、COEが発行されます。COEは学生ビザの申請に必要です。

④学生ビザの申請

学生ビザを申請し受理されると、必要に応じて健康診断を受ける場合があります。
通常、過去1年以内に健康診断を受けていない場合、再度行う必要があります。
また、学生はOSHC(健康保険)に加入する義務があります。未払いの場合、ビザ申請後に支払い証明の提出が必要なこともあります。

⑤学生ビザの取得

必要書類がそろっている場合(OSHCへの加入や健康診断が完了している場合)、通常数日~1ヵ月営業日以内にビザが発行されます。
※必要書類収集からCOE発行までに時間がかかる場合があります。(特にエージェントを通さずに個人で手続きする場合)
最低でも、入学の数か月前までに手続きを開始することが重要です。

卒業後の進路と卒業ビザ

卒業後
大学を卒業した後の進路は多様で日本に帰国して就職する方もいれば、現地でのキャリアを築き永住を目指される方もいます。
もし現地で直接就職する道を選ぶ場合、卒業後のTemporary Graduate Visa(卒業ビザ)を活用して働くことが可能です。
雇用先を見つける過程は大変かもしれませんが、大学時代に経験したインターンシップやアルバイトが有利に動いてくれることもあるので、経験を活かしてキャリアを構築出来る可能性があります。
現地での就業によって、実務経験を積みながらビジネスビザのスポンサーを見つけ、最終的にはオーストラリア永住を目指す方向に進むケースもあります。


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