海外でのお仕事探しや、言葉や文化の違いに慣れる必要があり、仕事を見つけることは少なからず大きなチャレンジになることは間違いありません。
履歴書の書き方や、求人の探し方も日本とは異なり、戸惑うこともあるかもしれません。
オーストラリアの2024年1月時点での最低賃金は$23.23です。
これはフルタイムやパートタイムの時給計算したものですので、カジュアル雇用であれば正社員では保障のある有給休暇や病気・介護休暇がない代わりに、カジュアルローディングという+25%の給料の割り増しがあります。
履歴書
オーストラリアでの仕事探しにおいて、履歴書(Resume)が必要になります。履歴書は、個々の職歴やスキル、学歴、資格、自己紹介などの重要な情報をまとめた文書です。日本のように履歴書のフォーマットがなく自由に作成していいとされていますので、ワードやGoogleドキュメント、Canvaなどで作成すると良いかと思います。
Tax File Number (納税者番号)
オーストラリアで働くためには、税金を申告するためにタックスファイル番号(TFN)が必要です。これは税金関連の手続きで使用されます。
銀行口座
オーストラリアでの銀行口座番号が給与の振込に必要になります。面接に合格すると雇用主から銀行口座の詳細を聞かれますので、用意しておくといいでしょう。
留学生も就きやすいお仕事は以下の通りです。
フード・ホスピタリティ業界
カフェ、レストラン、ファーストフードなどでの仕事があります。キッチンスタッフ、サービススタッフ、レジ係などのポジションが考えられます。
小売業
ショップやデパートでの販売員、カウンタースタッフ、商品陳列などの仕事があります。
農業
フルーツピッキングや農場での労働が、一部の地域で需要があります。ワーキングホリデービザ保持者の方に特に人気で、セカンドビザやサードビザなど延長を考えられている方は季節労働などの条件をクリアすることでビザ申請が可能になるので、ワーキングホリデービザの方は特に注目する職種です。
オフィスワーク
データ入力、事務作業、受付などのオフィス関連の仕事が考えられます。
イベントスタッフ
コンサート、イベント、フェスティバルなどでのスタッフ募集があります。
語学教育
留学生の母国語を教える仕事や語学学校でのアシスタントとしての仕事が考えられます。
日系の求人サイトを使うメリット
求人サイトには、さまざまな職種や業界の求人情報が掲載されています。留学生の皆さんも、自分が興味を持っている職種や、専門知識を活かせる仕事を見つけることができます。
日系求人サイトではその名の通り日本人オーナーや日本人が勤務されていて求人が掲載されているケースが多く、オーストラリアに来たばかりで、まだ英語に自信がない方やオーストラリアでの働いた事がない方におすすめです。
勿論英語力がゼロではお客さんの接客が出来ないと採用しもらえない為、英語力は必要になります。
ローカルサイトを使うメリット
ローカルサイトはオーストラリア現地の会社が運営する媒体になります。そのため、ローカルジョブと言われる多国籍やオーストラリア人と働くことの出来る求人が多く出ています。
Jora Local は留学生の方にも多く使われているアプリで、住所や希望をアカウントに登録しておくことで、求人とマッチングをし、より仕事が見つかり安くなっています。
SeekやIndeedは永住者向けの仕事が多いですが、中にはパートタイムやクリスマスカジュアルなどの短期バイト、インターンシップも掲載されています。
オーストラリアに来たからには企業やホテルなど幅広い職種についてみたい方にはお勧めです。